【ゲームの感想】時計仕掛けのレイラインー朝霧に散る花ー#2

 前回に引き続き、朝霧に散る花です。第4章を終えたのでその感想を書いていきます(なぜ、こうも細切れにしているのかというと、最終作ということもあってゆっくりと進めたいから)。

以下、重大なネタバレを含む……。

 

 

 

 

 

 

 

【感想】

 かなり本格的に追い詰められてきたね。ただ、そうなるとモー子とのイチャイチャが増えるから良い。朝早く外でモー子を抱きしめるシーンは良かった。モー子が素直な表情をしていたからね。黄昏時の境界線で出会った頃からを思い返すと、かなり進歩したよね。こんな時間にモー子が1人で行く場所といえば……でもちろん自分もわかったし、モー子の不安もよくわかった。こうやって長い時間をかけて中を深めていけるというのはシリーズものならではだよね(時間の話は前回した)。

 と思いきや、ここで新たな矢印が登場。黒谷から主人公へまさかの矢印?そういえば前どこかで主人公のことをそれなりにイケてるみたいなことを言っていた気がする。そういうこともあって、学園にこっそり残っていたのか!でも、今のままだとただ迷惑かけてるだけになっているぞ!黒谷!ここから役に立てるんか(あまりひどいとイライラしてしまう可能性があるぞ)!?

 成長というと、静春などにも成長の様子が見られるのが良いね。主人公も言っていたけれど、スミちゃんのことで暴走していたときに比べるとかなり落ち着いたと言える。冷静に盤面を見据えられるようになっていて、頼もしい。

 それにしても日記の件についてはまんまとやられたねえ。完全にラズリットと「彼女」=セディだと思ってしまっていた。でも確かに(後からだと何とでも言えるぞと言われそうだが)、おかしいと思ったの。モー子が指摘していたように、火事以来「彼女」とは会っていないハズなのに、会話しているシーンがあるじゃん!ってなってたの。「くっそ、紛らわしいな……!!」と静春が言っているけれど、同意。

 遂に20年前の火事の真相が明らかになった。前回の記事で予想を書いたけれど全然当たってなかったZE☆ほぼ全てが明らかになったということは逆に言えばもう物語も終わりに近づいちゃっているんだね。ただ、「知らない人」に関してはまだ謎のままだ。誰なんだろうか。しかし、役者はもう全員そろっているような感じがするのだが。ここから新たに新キャラクターが登場するとは考えにくい。となると……

《おっさんのしょうもな予想ゾーン!》

 主人公たちは時渡りをする。20年前の世界に跳んだ主人公(あるいはその仲間)が「知らない人」である。

さすがに飛躍しすぎか(タイムリープだけに)?満流がアンデルの生まれ変わりだという雰囲気になってきたけれど、これは最後の方で回収されそう。

 そしてさらにセディに関する驚きの正体も明らかになった。これは全然予想していなかったから驚きΣ(・□・;)。でも確かに(これまた後付けだろと言われても文句は言えないけれど)、夢の世界で会ったときに少しおかしいなと思うことがあったの。他の登場人物はこちらを認識できてないようだったのだけれど、ヒナだけはできていたんだよね。気になった人は、残影の夜が明ける時を起動して夢の世界で、ヒナがプカプカ浮かびながら移動していったシーンを見返してほしい。

 個人的に少し気になったのは春霞の部屋にすんなりと移動するところ。主人公たちが行きそうなところは学園長サイドが先に封じておきそうだと思ったのだけれど。そして主人公たちも「罠が仕掛けられてるんじゃないか?」と疑いそうだと思ったのだけれど。そうでもない?

 そういえば久しぶりに夜の世界になる演出を見ることになった。あのシーン好きなんだよね。曲もけっこう好き。残影の夜が明ける時まではよく見ていたから、懐かしい気持ちになった。

 

〇謎の整理と追加

謎㉙「あの日出来た新しい遺品」とは?

 どうやらラズリット自身の遺品らしい。残された最後の力を振り絞ってつくられたようだ。

謎㉛異空間に取り入れられている異世界の地名は何?

 ハイジとモー子が図書館で異空間について調べているときに発見したもの。結局、名前は出てこなかったけれど、切り方的にちょっと重要っぽい。

謎㉜黒谷が抱えている大荷物は何?

 こいつ!役に立たないどころか怪しい動きすらし始めたぞ!

謎㉝なぜ7番目なの?

 単純にホムンクルスの作成に成功したのが7体目だったから?BLEACH眠七號的な感じで。

 

【雑談】

 1章ずつ進めることにしようかと考えている。早くやりたい!っていう気持ちと終わってしまうのはやだ!っていう気持ちがせめぎ合ってる。

 家族計画やってみたいなと思っているけれど、他に積んでいるやつがあるからしばらく先になりそう。