長月キョウカのあしあと

つれづれなるままに

【ゲームの感想】家族計画 #1

 

 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。ということで、新年も楽しく美少女ゲをやっていきましょう。

 

【ゲームの紹介】

 今回はかなりの有名どころです。2001年11月2日にD.O.から発売されました「家族計画」です。といっても、私が購入したのはそれのリニューアルバージョンである「家族計画~絆箱~」(2002年12月27日発売)です。FANZAのウィンターセールで割引されていたので購入しました。有名どころでありますし、opの曲が好きでよく聴いていたので、ついにやるときがやってきたか……!とすぐに購入しました。新年になったらやろうと思っていたのに、我慢できず年末に始めてしまうくらいには気になっていた作品です。今回はとりあえず真純√?が終わったので(個別√分岐があるという認識で合ってる?)、その感想を書いていこうと思います。ちょっとだけあらすじ紹介。

 主人公は繁華街の路地裏でワケアリの中国人少女を拾う。面倒を見ていると、謎の中年男性も家に入り浸るようになり、さらに自殺しようとしていた女性を助けたことから彼女も仲間になってしまった。その他含めてワケアリたちが当面の都合のために始めたのが、疑似家族をつくるという相互扶助計画、家族計画……。

以下、重大なネタバレを含む……。

 

 

 

 

 

 

 

【ゲームの感想】

 普段だったら、第1回目の記事だから共通√の感想から書いていくのだが、どこまでが共通√かわからないから、何となくで書いていく。

 まず第一にテキストのノリが面白い。適度に冗談をはさんでくれるから、かなり読みやすい。かと言って、ボケ倒しというほどでもないから、くどくもない。この分でいくと、けっこう早めに終わってしまう🦆。

 第二に、皆キャラクターがたっている。7人もいたらキャラクターを特徴だたせるのが難しいような気もするが、そこは上手くできていた。普段、美少女ゲをやっていて全てのキャラクターを好きになることなんてほぼないのだが、家族計画のキャラクターは今のところ皆好き。

↓今のところの印象

・寛

 めちゃめちゃ優秀。能力的にも優秀だし、ノリ的にもなくてはならない存在。なんなら、正気に戻ってしまった後は少し物足りない感があったくらい。そしていろいろとなぜか強いから、問題が起こったときに頼りになる。

・青葉

 まず見た目め↑ちゃ好き。声も好き。初対面の時の「あなた、凶相が出ているわね」というセリフで虜になった。寛と同じくらいぶっ飛んでいるのは意外だけれど、そこも好き。傍若無人すぎるところは確かに問題。薬物依存の過去、探していた思い出、汗を極端に嫌う理由などなど、まだまだ謎の部分も多い。頬を赤らめてる青葉、かわいいよね。

・準

 見た目はそうでもないのだが、声としゃべり方が好き。高校時代の回想とか見ると長い髪も可愛いなと思う。お金に執着する理由、大金が必要になった理由、久美景との関係、外泊した夜などまだまだ謎の部分も多い。もしかして、入れ替わりトリック的なもの使ってる?

・春花

 こういうぽやぽやした存在も必要。マフィアから薬を盗んできた経緯、どんな母親だったのかなどまだまだ謎の部分も多い。

・茉莉

 かわいい。両親の死についてはまだまだ謎の部分も多い。

と見てもらったらわかるように、青葉のことけっこう好きなんだよね。とりあえず最初は青葉√からやって、春花か茉莉の√を最後にやろうと思っていた。が、まさかの真純√に突入……。

 実は元は真純のことあまり好きではなかったのです、というかぶっちゃけ嫌いなタイプでした。意志薄弱なタイプは苦手なのデス。しかも、死にたがりだし。散々、司に世話をしてもらっているのにそれでも元の男に未練がある……というのは見ていてイライラしました。最終的にはきっぱりと断ちきれたから良かったけどね。真純の抱えていた問題、結婚詐欺は現実世界だと大きな問題だが、この世界では他のキャラクターが抱えている闇が大きすぎて少しちっちゃく思えた。最終的には幸せそうな家庭を築いていて何より。というか最後の展開が唐突すぎて驚いた。再び家が建ったら戻ってくる人(茉莉)はいるだろうと思っていたけれど、全員がそろうのは意外だった。薬を売りさばいた手前、準は戻って来ないと思っていたし、青葉ももはや別のものだとして気に入らないかと思っていたし、寛も本当の家族の方に気があるのかと思っていた。が、テキストにもあったように、もはや帰る場所なんてなかったということなんだろうな。ということで、無事、真純√終了!クリア後はタイトル画面に真純が追加されていた。全員揃うのが、楽しみ!

 ギャグパートも良いんだけれど、ところどころ入るシリアスも考えさせられるものが多かった。特に家族計画を始めるにあたって、茉莉が屋根から落ちそうになりながら半ば脅すシーンはドキドキして画面に見入っていたね。いつもへらへらしている茉莉の本音が初めて出てきたシーンで、複雑な思いになったね。茉莉関連は重たいもの(両親のこと・いじめ)が多くて、扱いに困るというかどうしたらこの子を安心させることができるんだろうって気持ちになる。青葉VS茉莉の対立シーンも難しいよね。大切な家を汚されたら起こる気持ちもわかるし、茉莉がわざとじゃないってのもわかっている。けれど、青葉は激しやすいところがあるし、茉莉も過剰に自虐的過ぎるところがあって、それが腹立たしいというのもわかる。

 その他、気になったところ。劉さん関連が結局わかってないことが多い。楓との絡みもちょっとしかなかったし。春花√でいろいろ明らかになるんだろうか。カラスはどうなったの?ビックマック360円っていうところに時代を感じるよね。昔はそんなに安かったのか。今じゃ、400円は超えているような気がするけれど、地域にもよるみたい。

 次は青葉√目指すぞ!

 

〇名言

「親が嫌いだからって、家があるのに外でふらふらするなんて……はっきり言って軟弱ですねっ」by茉莉

すごく重たいものを感じた。

 

「昔話を嫌がるのは、心に負い目があるから」by大河原準

 

「おなかへるからイライラするよ。だからいっぱい食べて、それから考えよう」by王春花

やけ食いにならない程度にね。

 

「人を疑うのは……心が荒んでいる証拠。」by劉

 

「脳がなくては思考はできないはず」by青葉

最大級の煽り文句として使ってみよう!

 

「CRISPY――カリカリしている」by寛

怒っている人を見かけたら言ってみよう!

 

日本国憲法ならびにソフト〇ェア倫理機構によって近親相姦は禁止なんだぞう!」by寛

近親相姦否定派の私にとって頼もしい言葉!

【雑談】

 普段、掃除するときに濡れ新聞を使ったことないから、まだ今度使ってみよう。